目をとじて、
耳をすまして聴いてごらん。
鳥のさえずりが、いつの間にか音楽になって草原をかけぬける風になる、そんな気分を味わえる。
ドラム缶でつくった楽器、親指ではじいて鳴らす楽器などの紹介を交えながら、楽しいトークでコンサートは進みます。
みんなの手拍子がそろうと、演奏のはじまり。
ミュージシャンと一体となってつくる、わくわくコンサートです。
コンサートでは弦楽器や笛の演奏をしますので、学校公演では珍しいぐらいにPAを持ち込みます。また劇場スタイルで見てもらうために体育館を暗転にし、照明の演出効果もあります。コンサートに集中できる内容です。
上演時間 : 約60〜70分
出演者 : 3名〜4名
スタッフ : 5名
鳥のさえずりから始まるこのコンサート。森の中から始まり、アフリカや南米など地域や国を巡りながら世界の音楽を演奏します。
ヴォイスと一緒に、想像を広げて音楽の旅に出かけましょう。
演奏には不思議な音色の楽器や、えっーと驚く珍しい楽器が次々と登場。
弓の形をしたもの、木の箱、ドラム缶を凹ませて作った楽器。たくさん出てくる中からいくつかを紹介します。
楽器は身近なところから生まれたことを実感できます。
大半が聴いたことのない曲ばかりです。
でもリズムを変えて歌ってみたり、いつの間にか輪唱を始めたり、観客の手拍子が演奏の始まりになるなど、自然にコンサートに参加しています。
『古時計』をサンバ調にして踊っちゃおう!
♪さえずり♪
暗闇の中からドラムの響きが聞こえてきます。やがて、小鳥のさえずりへと変わっていきます。耳を澄まして聴いてごらん。やがて森の奥深く入っていきます。川のせせらぎ、夜のとばり、そして森に雨が降り出します。木の実の楽器や雨の音がするオーストラリアのレインツリー、アフリカのスリットドラムなど不思議な楽器を使って情景を描きます。
♪さいはて♪
ビリンバウ(ブラジル)、カリンバ(西アフリカ)による演奏。森の中から草原へと向かいます。
♪コシシケレリ・アフリカ♪
手のひらにのる小さな楽器、カリンバで演奏する南アフリカの国歌ズールー語のコーラスです。
♪アフリカの言葉で輪唱♪
輪唱に似た歌でズールー語で掛け合う合唱。観客のみんなもおっきな声で返してください。
♪リズムで百面相♪
トーキングドラム(しゃべる太鼓)、カリンバ、ビリンバウ、スティール・パン(トリニダード・ドバコ/カリブ)など楽器紹介しながら、みんなのよく知っている曲をブラジルのサンバのリズムや日本のお祭りリズムに変えて演奏します。
♪コンドルは飛んでいく&花祭り♪
ペルーの代表的な民族音楽二曲を、葦から作られたケーナとカホン(ペルー)を使って演奏します。
♪リトル・ナッツ・アイランド♪
カリブのリズム、カリプソをベースに、スティールパンで演奏。ん〜爽やか〜。
♪RAIN DANCE♪
みんなの2/3の変則な手拍子で、ミュージシャンが演奏を始めます。ステージと観客が一体になって楽しめます。踊り出す子もいるかな。
●山田晴三
カリンバ/おやゆびピアノ
(西アフリカ)
ベース
●山村誠一
スティールパン(カリブ)
ビリンバウ(ブラジル)
パーカッション
カホン
●金子鉄心
ケーナ(ペルー)
ティンホイッスル
(アイルランド)
サックス