みんなが大好きな、こわーいおばけがやってくる。
夜になっても、ゆうちゃんはちっとも寝ようとしません。
部屋の灯りを消すと、なにかが近づく物音が!
そこにいるのはだれ?
せなけいこさんの名作絵本の怖さをそのまま、
美しい音色のガムラン音楽にのせて、
インドネシアの影絵と歌と語りでみせます。
影絵2作品と、人形劇1作品の3本を上演。影絵はジャワの伝統スタイル(ワヤン・クリ)で演じ、ガムラン音楽を生演奏。影絵と人形劇は、ローフィが一人で操ります。佐々木宏実が、ガムランを演奏しながら歌います。
音楽影絵クイズ「これなあに?」は、シルエットから物の名前を当てていきます。でもだんだんと本当にそうかな?なんだか変だぞ!?
音楽影絵「ねないこだれだ」は、せなけいこ氏の人気ベストセラー絵本をそのままに、こわさたっぷりの音楽影絵。スライド映写機とワヤン人形の組み合わせで、おばけの世界を表現します。
三本目のジャワ民話から。動物人形劇「トラとやんちゃなしか・カンチル」は、人気の豆ジカ、カンチルシリーズ第2弾。伝統の人形を使いペープサート形式で、人形遣いが前に出て演じます。
森の人気者カンチルと、おなかを空かしたトラ、ひょうきんなダジャレ好きなサル君達のかけ合いが面白いです。
現地の工房で作られた工芸品のような美しい人形(ワヤン・クリ)を使用し、音楽と歌と踊りが加わります。作品の合間に民族竹楽器「アンクルン」の演奏が入ります。
「ねないこ だれだ」初演は、2017年5月枚方東部おやこ劇場(大阪府)。
せなけいこ 文・絵 福音館書店 刊
ジャワ語でチョウチョウの意味。インドネシアの伝統音楽ガムランと影絵芝居ワヤン・クリを上演するインドネシア伝統芸能団ハナジョス(ローフィ&佐々木宏実)が、伝統の間口を広げ幅拾いスタイルで幼児のための公演を目的に2013年にたちあげたユニット。
影絵にガムランの生演奏と語りを加えたアジアン風の独特なスタイルが特徴。
旗揚げ公演は、2015年3月「きんぎょが にげた」。
(ワヤン・クリは、ユネスコの無形文化遺産に指定されています。)
影絵師=ローフィット・イブラヒム
佐々木宏実=歌と、ガムラン演奏
インドネシアの伝統音楽 ガムラン楽器
ふしぎな形のものがてでくるよ。これはなあに?なにに変わるかドキドキ!
みんなで当ててみてね!さて、なにに変わるかドキドキ!
こわいけどみんなが大好きなおばけがやってくる。
ゆうちゃんは、お母さんに言われても寝ようとしません。一人部屋の灯りを消すとこわい音が聞こえます。そこにいるのはなに?
せなけいこの名作絵本の怖さをそのまま影絵とガムラン音楽と語りで伝えます。こわいけど最後まで見たくなります!
森の人気者、手のひらに載るほどの小さなまめじかカンチルのお話し。
腹を空かせトラが、カンチルが見つけますが、うまくだましてトラから逃れます。
トラはハチミツを横取りしますが、怒った蜂に襲われ森の中を走って逃げます。勢い余って木に首が挟まり気を失います。そこへダジャレ好きなひょうきんなサルが動けないトラを見つけ一言「トラが寝トラ!」。
インドネシアの伝統の人形を使い、テンポ良くダイナミックに演じます。